新生児低体温療法

登録事業事務局

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Q.

プレホスピタルクーリングを意識すべきか

A.

低体温による脳保護を考える上では,出生から導入までの時間を1秒でも短縮することが重要である.ファンや氷枕などによる搬送中の積極的な冷却(active cooling)は危険としながらも,加温をやめて着衣を取り除く程度の自然冷却passive coolingならば,比較的安全に施行できるとKendallらは報告している.深部体温を持続もしくは頻回に測定可能であることが条件に上げられている。33度未満になるようなexcessive coolingを避けるために35-36度台を目標にすることが無難である。