新生児低体温療法
登録事業事務局
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Q.
家族への低体温療法の効果の説明をどのようにすべきか
A.
HIEに対する低体温療法は生後18カ月までのインタクトサバイバルを1名増加させるのに,9名もの患児を治療する必要がある治療であり(NNT : Number Needed to Treat = 9)、決して著明な効果を期待できる治療というわけではないことを念頭に置く。合併症も決して少なくない治療であり、全身状態、脳症の重症度、EEG所見、頭部画像所見など他のメルクマールを参考にしながら低体温療法の開始・継続などにつきご家族に説明するべきである。