新生児低体温療法
登録事業事務局
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Q.
低体温中の皮膚トラブル(脂肪壊死)について
A.
低温パッドは,接触する皮膚の血流を減らし,循環を悪化させるので,凍傷などの皮膚トラブルが危惧される。10℃前後の冷却キャップを使う選択的頭部冷却法では,皮下浮腫が顕著な症例において,皮膚損傷が報告されている.全身冷却法では、マットレスの維持温度が26-32℃と比較的高いため皮膚合併症は少ないが、褥瘡、脂肪壊死に留意すべきである。いずれにしろ低体温療法中はパッド接触部位の定期的な細かな観察が必要となる。